オーストリアへの旅 その拾参/グラーツお散歩編(2)

次は、中央広場(Hauptplatz)からヘレンガッセ(Herrengasse)沿いに小路ヘも足を伸ばしながらヤコミニプラッツ(Jakominiplatz)まで、そこからNeutorgasse沿いに戻る方向に歩くルートです。


市庁舎の建物の一角にカフェ・ザッハー(Café Sacher Graz)があります。いつも観光客で満員のウィーンのお店よりゆったりとケーキ&メランジェを楽しめそうです。



州庁舎(Landhaus)中庭です。とにかく回廊の素敵な事!ちょうど自動車が1台停まっていたのですが、まるで広告写真を撮影するような絵になる場所でした。



ヘレンガッセから少し入って、Raubergasseの写真を撮りました。グラーツにはピンクやグリーンと行った可愛く明るい色の外壁の建物が沢山ありました。それから写真からもわかるように、路上駐車が多いです。大きな通りはそれほどでもないのですが、一本入った道は一方通行が多いせいか道の両側に停まっていました。



アイゼルネン・トーア(Eisernen Tor)の、朝陽を浴びて輝いていた金色の像と、色とりどりの花壇。この向こうがヤコミニプラッツ(Jakominiplatz)ということもあり、人の往来が多い場所です。



Neutorgasse沿いに大きな郵便局がありました。グラーツではポストは黄色。ふたも二重になっていて、一つ目のふたを上に持ち上げると、中に歯のように見える暖簾のようなふたがついていました。厳重です。


 
その郵便局の斜め前に州立博物館ヨアネウム(Landesmuseum Joanneum)があります。実際には、州立博物館の管理するコンテンツは部門ごとにいくつかの建物に分割されていて*1、この建物にはその中の一部と、統括する事務部門が入っているようです。オーストリアでは街中の至る所で犬同伴の人々に出会いました。躾もきちんとできているからでしょうが、トラムでも、マックでも、飛行機の中でさえ犬を連れている人を見かけました。そんな中で、この中庭の入り口にだけは右の写真にあるように「犬の立ち入り禁止」の看板がかけてありました。庭の中の植物などに影響があるからなのか、はたまたちょっとしたジョークなのか。さて、どうでしょう?

*1:ノイエ・ギャラリー(Neue Galerie)クンストハウスも州立博物館の管理下なのです。