オーストリアへの旅 その拾弐/グラーツお散歩編(1)

博物館や美術館を見学したり、クラシックやジャズのコンサートを楽しんだり、オペラやバレエの舞台を鑑賞したり、といった観光は叶いませんでしたが、滞在中に少し早起きして朝のお散歩を楽しみました。まずは中央広場(Hauptplatz)周辺の様子とムーア川(Mur)沿いにシュロスベルグ方面へ歩いた時の写真です。

 
中央広場に面した最も大きな建物はこの市庁舎(Rathaus)でしょう。そして広場の真ん中には大公ヨハン噴水。



広場から眺めた時計塔。こうやって街のあちこちから時計塔を見る事ができます。



この広場はトラムのターミナルにもなっていて、次から次へと様々な方向へのトラムが出入りします。



この広場に面して、スワロフスキーの店舗もありました。建物の外壁はレースのような模様に飾られて、とても素敵でした。



滞在中、この広場では様々なカテゴリーの音楽ライブが24時間通しで開催されていました。そのお祭りのために色んな屋台も出店していて、中には豚の丸焼きのお店までありました。これはまだ準備中の写真なのですが、夜通りかかった時にはほとんどお肉もなくガイコツさんになっていました。



この何やら変わった斬新なデザインの建物はグラーツ芸術館(Kunsthaus)です。私は中へは入っていないのですが、子供を連れて見学したという人が「3分の2位は子供に見せられないような展示物だった」と感想を漏らしていました。その時によって展示されているものは違うのかもしれませんが、建物と同じで前衛的なアート作品が多いのかもしれませんね。


 
芸術館近くの橋から上流を見ると、ムーア島(Murinsel)が見えます。右の写真は夜景です。この貝をデザインした建物の中にはカフェと劇場があるそうです。



滞在中、ムーア川の水は写真のようにずーっと濁っていました。上流で雨が降っているからとの事でしたが、水流も多く流れが急なこの川でサーフィン(?)をしている人がいたのには驚きました!



この2本の塔はマリアヒルファー教会(Mariahilfer Kirche)です。11月22日から12月24日の待降節アドヴェント)の期間中、教会前の広場ではマーケットが開催されたり、スケート場ができたりして賑わうのだそうです。