最近気になるHONDAのニュース

早いものでもう10月です。今週末は鈴鹿サーキットでF1ですね!だからというわけではないのですが、ここ数日、HONDAの関係するニュースで面白いものが沢山あったのでまとめておきます。

先ずひとつ目は、せっかくなのでこのF1に関してひとつ。鈴鹿サーキットでの開催は2006年以来ですが、せっかく鈴鹿に帰ってきたのにHONDAがグリットに並ばないのは残念です…でも、伊東社長の言葉にある様に、もしあのままHONDAがレースを続けていたとしても今年のBrownGPのような結果を残すことは難しかったでしょうから、F1からの撤退は英断であったと感じています。共同通信のニュースなのですが、掲載が終了してしまうと記事を読めなくなってしまうので、ここに引用させていただきます。

ホンダの伊東孝紳社長は28日、共同通信のインタビューに答え、昨年撤退した自動車レースの最高峰F1シリーズについて「事業環境が厳しく、再挑戦は当面ない」と述べた。企業イメージを高めるための新たな取り組みについては「燃費と走行性能を分かりやすく競うレースがあればおもしろい」と話したが、それ以上の具体策には言及しなかった。
ハイブリッド車インサイト」などを中心に他社に比べ販売は好調で、今後も環境対応車経営資源を集中すると説明。「全車種にハイブリッドを展開する」などと抱負を述べた。
ホンダの資産を継承した英国のF1チーム「ブラウンGP」の総合優勝がほぼ確実となっている点について「ホンダは力が足りなかった。(ホンダが撤退し)チームの意思決定が早くなったのが勝因。昨年までは(欧州の)現地と日本の間のマネジメントが難しかった」と分析した。
今年のブラウンGPの車体は事実上、ホンダが開発。このため「今年こそ総合優勝できたはず」と撤退を惜しむ声が上がっていたが、伊東社長は「ホンダのままでは(ブラウンGPのような連戦連勝は)難しかった」とした。
2009/09/28 17:20 【共同通信

次は、東京モーターショーに関連するニュース。今回の東京モーターショーは海外のメーカーが参加しないとかなんだか寂しいものとなりそうなのですが、HONDAは面白いものを沢山並べそうですねー。先ずはU3-XASIMOを開発・研究する中から生まれた技術だそうですが、とっても面白楽しい技術ですね。これをどう生かすかが今の時点ではまだ想像もつかないのですが、動いている映像をちょっと見るだけで興味津々。夢があり楽しい気分になるし、専門の技術者だけでなく素人や子供達からもアイディアが出てきそうですね。時間がかかったとしても何らかの形で世に出てほしいと思います。

さらにモーターショー関連では、来年2月に発売されるCR-Zの2009コンセプトモデル「CR-Z CONCEPT 2009」が展示されるそうですね。今まではあまり興味なかったのですが、ちょっと写真を見たら今まで思っていたよりもカッコ良かったでので物欲が刺激されてしまいました。

パワーパッケージは1.5リットルSOHCのi-VTECエンジンに1モーター式のパワーアシスト-エネルギー回生機構「ホンダIMA」を組み合わせたパラレルハイブリッド、だそうです。内装の写真も見たのですが、4シートとはいえ後ろに人が座るのは難しそうでした。でもノートパソコンやデジカメなどをリアシートに置いてシートを倒すと、座面と背もたれでそれらを挟み込んで衝撃を吸収する収納ケースとして利用できるようデザインされているそうです。これは便利に使えそうですよね。

さてお次のニュースは、阪神タイガースに関係があります。だからといって、シマシマ模様の阪神タイガースモデルのステップワゴンを関西地区限定販売!って訳ではありません。(笑)なんと、甲子園球場にホンダの薄膜太陽電池が設置されるんだそうです。HONDAも太陽光パネルの開発をしている事は知っていたのですが、太陽光発電と言えば関西にはSANYOとかSHARPとか大先輩がいらっしゃるので、HONDAのパネルが採用されたというのはちょっと驚きでした。しかもこの太陽光電池優秀なんですよー。

Hondaが独自開発した薄膜太陽電池は、銅−インジウムガリウム−セレン(CIGS)の化合物を素材とした薄膜で形成されており、製造時から環境に優しい太陽電池である。

太陽光発電というだけでエコロジー気分に浸りがちなのですが、このシステムを製造する過程だってとっても大切なのです。どこかの大国はこのパネルを製造するために20年発電できるだけの石炭を使ってしまうとか…それじゃあ本末転倒ですものね?

そしてこのHONDA特集(笑)の最後に。最近見つけたサイッコーにご機嫌!のお気に入りムービーを紹介します。

私はエリーゼ大好きなんですが…これは…気持ちい〜ぃ♪