柚木選手のその後

なんだかバタバタしていて記事として書くことができなかったのですが、今年も7月26日に鈴鹿サーキットで開催された8耐の決勝を観戦しました。今年は雨が降ったこともありとても荒れたレースで、思わず大きな声をで叫んでしまった大きな事故が2回もありました。
ひとつ目はレース開始早々2周目のトップを快走していた秋吉選手の転倒。

連覇を狙っていたチームの絶好調エースの転倒に、思わず脱力し大きなため息まじりの叫び声となりました。
けれどもこの日、それ以上の絶叫となったのは、強い雨が降る17時過ぎ。ストレートエンドで起きた3台のマシンが絡むクラッシュでした。この事故の直前、滝のような雨の中、モニターには手で合図を送る井筒選手が映し出されていました。危険を知らせていたのでしょうか。なんとなく不安な気持ちで最終コーナーを立ち上がってくる複数のマシンを迎えました。目の前を通り過ぎて行きスタートのゲートにさしかかった時一台が転倒!それにもう一台が巻き込まれ、さらに後続が避けきれずに…一瞬だけコース上に横たわっているライダーがモニターに映し出されましたが、その後レースはセーフティーカーの先導で続けられ、ドクターヘリが飛び立つ様子を悲しい気分で見送りました。*1雨は止みレースは再会したのですが、その時の搬送された選手の容態はわからぬまま。結局、帰宅後にネットで調べて、それが柚木選手であること、とても厳しい状況だということを知りました。けれどもその後、続報を知る術も無く今日に至ったのでした。

ところが今日、ひょんなことからその柚木選手の状況を知る事ができました。もう随分前になるのですが、ライダーの山口辰也選手の8月15日のブログに柚木選手からのメッセージが掲載されていたのです!瀕死の重傷から回復され、左手には障害が残りそうと言いながらもリハビリに励もうという前向きな気持ちが書かれていました。
本当に、本当に、一安心です!面識もないくせに、ひとつ間違うとストーカーみたいで気持ち悪く思われそうですが…バイクのレースのファンとして、嬉しい気持ちでいっぱいです。この先、容態がすこしでも快方へ向かい、日常生活に支障がないくらいまで、いえいえ、メッセージにあった様に気合いでゴルフができるようになるように、ただただお祈り申し上げます。

*1:私は加藤大二郎選手の事故を、その時はシケイン席で目撃しました。負傷したライダーがヘリコプターで搬送されるような事故を目にするのは本当に辛いです。