初メルセデス

結構な旧車ではありますが、初めて乗ったメルセデス。「へぇ〜、こんな車なんだぁ。」と感じた事をいくつか記録しておきます。


<気に入ったところ>

  • エンジンが、予想外に軽くスムーズに吹け上がることにちょっぴり驚きました。やっぱりNAは良いなぁ。
  • オートマティックトランスミッションが優秀!古い車なのに、変速時も滑らかにつながります。
  • FRでホイールベースも短めなので、車格で予想するより小回りが利きます。取り回しが楽チン♪
  • 運転中も「守られている」と実感するボディの剛性。しっかり感。
  • デザイン的には全く色気のない固めのシートは、案外乗り心地がよく、腰への負担も少ないみたい…
  • 運転席でプラスチックのキー本体をセットすると、赤外線(?)通信で認証し本体内部から金属の鍵が出て自動で差し込まれる、なんとも面白い電子ロックキーシステム。現在ではキーレスエントリーも一般化し目新しくもないシステムですが、この車が作られた年代を考えると良くできているなぁ、と思います。


<イマイチなところ>

  • ステアリングの感触が私にとっては軽すぎます。名付けて「フニャステ」。
  • 履いてるタイヤの太さや種類が全く違うし、そもそも駆動システムの異なる車と比較しては可哀想ですが、フニャステと相まって高速コーナーでの安定感ではクアトロに軍配が上がるなぁ。
  • まぁ古い車とはいえ、内装は…本当に色気がないです。実用車。


総合すると、乗る前よりは好印象。質実剛健、まじめに作られた、人間の生活の中で機能的かつ安全に働く道具。良くも悪くもドイツという国を象徴する工業製品だなぁと思いました。機会があったら現行のCクラスに乗ってみたいなぁ。
以上、勝手な代車インプレッションでした。(苦笑)