椿大神社から天川大弁財天、洞川温泉をめぐる小旅行

東京からいらっしゃる方々と天河さんで14時頃に待ち合わせ、という事で、少し余裕を見て朝9時前に自宅を出発。東名阪を一路天川へ、と思っていたら、予想以上に東名阪が渋滞(桑名から先18km!)。お金を払って渋滞の中をノロノロ走るのもばからしい、ということで高速を下り、一般道で亀山を目指す事に。桑名からいなべを経て菰野鈴鹿と進むと「椿大神社」の看板を発見。三重県に生まれ育ちながら一度も行った事が無かったので、時間もまだ余裕があるしと寄り道することになりました。

空気の清々しい気持ちよい神社でしたが、手水場にカエルの置物が沢山いるのはいただけないですぞ。ともかく、お参りをしておみくじをいただくと、打ち出の小槌のお守りが入っていました。メッセージにフムフムと頷き、少し背中を押された気分。なんだか妙にスッキリして、幸先良いです。
ところが、本当は吉野に寄ってお散歩してから天川へ向かう予定だったのに、時間的に厳しくなってきました。途中お腹が空いたので三茶屋の「煮の茶屋」でうどんを食べ、吉野は帰りに寄る事として、とにかく天川へ向かいました。いつも必ず立ち寄ってこんにゃくをいただく黒滝茶屋を素通りして大慌てで行くと、私達の車が先に到着した事が判明。どうも黒滝茶屋で休憩されていたご一行を追い抜かしてしまったようです。今回は犬達も同行していたので、ちょうどできた空き時間に犬達を散歩させながらのんびりと皆の到着を待ちました。

天川大弁財天では、今回初めて訪れたという方が申し込まれた正式参拝に便乗させていただき、その後今日2つ目となるおみくじをいただきました。すると、今回一緒にお参りしたメンバー7名の内5名が「凶」!確かに、私も天河さんで初めておみくじいただいた時は「凶」でした。でも今回は「大吉」!!皆様の幸運を独り占めしてしまったようで申し訳なく思いつつ、初めての「大吉」にご満悦〜♪でも、よくよく中身を読み解くとキビシイ事が書かれておりました…はい、信心します…
その後、洞川へ移動しお食事。私は神様の使いといわれる鹿の肉(もみじ)の定食をいただきました。シカさん、ごめんなさい。でもお豆腐や沢山のお惣菜がついた定食はボリューム満点で美味しかったです。その後、一旦天川川合へ戻るルートで大阪へ向かうという方々とは洞川で別れ、私達はナビの選んだ県道48号で帰る事にしました。

奈良県道48号洞川下市線(ならけんどう48ごう どろがわしもいちせん)は奈良県吉野郡天川村を起点とし、吉野郡下市町を終点とする主要地方道地蔵峠付近の区間は近年抜本的改良がされ地蔵トンネル(全長 1252m)が開通している。洞川温泉へのアクセスルートにも関わらず黒滝村役場から小南峠を挟んだ洞川までの区間は離合困難及び不可能な完全1車線の狭路が続き険道の一つに挙げられる。
特に小南峠隧道は現役の素堀りのトンネルである。


大方の予想に違わずとても過酷な道でした。確かにナビではオレンジ色表示されていました。細い上にあちこちで落石や土砂崩れの後があります。その上山頂付近にあるトンネルは岩がむき出しの上に車がやっと通るくらいの幅しか無く、一瞬この先に道があるのかさえ不安になりました。途中、1台だけすれ違う車に出会いましたが、まだ陽のある明るい時間帯にこの道を走破できた事を感謝します。そうじゃなかったらきっと途中谷底に落ちていたでしょう…

でも山頂付近で見渡す景色は素晴らしいものでした。勇気のある方は、ぜひ。